アーセナル日記

ジャック・ウィルシャーを愛してやまないアーセナルファンのブログです。プレミアリーグを中心にサッカーについての情報を発信していけたらいいなと思っています!主に記事の翻訳がメインです!

vsニューカッスル

プレミアリーグ第26節、ホームのエミレーツスタジアムにてアーセナルは4−0でニューカッスルに勝利した。ウィンターブレイク後、個々の選手、チームにとって大きな転換点ともなりうる大きな勝利であった。

(Arsenal.com)

ウィンターブレイク明け、スタメンの変更点としてヌケティア、セバージョスがアルテタ就任後PLで初めてのスタメン起用となった。ALが週末に控えてることもあり、ラカゼットはベンチスタートであった。

前半、ウェリントンを前線に残し中盤と最終ラインの2ラインでブロックを形成するニューカッスルに対して、アーセナルは崩しきることが出来ずスコアレスドロー

試合が動いたのは後半54分、ニコラ・ぺぺの滞空時間の長いクロスをオーバメヤンがヘディングで合わせて先制点となった。その要因として、HT終了後アーセナルに縦パスが増えたことが挙げられる。HT後の変化にはダニ・セバージョスの功績が大きかった。彼は、怪我の影響もあったがアルテタ体制下で起用されることが少なかった。当初、アルテタはセバージョスに対して”彼はもう一段階レベルをあげる必要がある”といったコメントを残していた。具体的には、判断、ボールタッチの多さとメンタリティの部分を指摘していた。しかし、このゲームにて大きな変化が見られた。私自身もセバージョスに対して、ボールタッチが多い印象を持っていたが、意識的に少ないタッチではたく部分が見られ、試合を作っていたのは彼だった。エジルの下にジャカ、セバージョスという2人のクリエイターがいる意義は大きい。やはり、メスト・エジルサンティ・カソルラジャック・ウィルシャーといったクリエイティブな選手と共にすることで、輝く。アルテタが言及していたように、エジルが輝く為には他の選手の活躍が必要不可欠である。セバージョスはアーセナルにとって新たなプランを見出した。セバージョスが活躍する一方で、キャンプ中にコーチ陣と衝突した同ポジションのゲンズゥージには不安が残る。ジャカの相方を誰が務めるのか、これからの注目点である。

昨晩のアーセナルは、ベンゲル時代を彷彿とさせるほど華麗なパスサッカーを披露した。3点目のエジルのゴールは、11人全員がタッチし計35本のパスで決まった。しかしこれは偶然ではなく、中盤3枚の新たな組み合わせがそうさせた。その上、しばらく得点がなかったラカゼットにも点が生まれ、個人としてもチームとしてもポジティブな要素が詰まった試合であった。MOMに選ばれたサカ、初スタメンとなったヌケティアはベテラン選手にも大きな刺激を与えた。ムスタフィも90分間集中力を見せ、監督、ファンからも信頼を取り戻している。若く監督経験の無いアルテタを批判する人間も少なくなかったが、アーセナルにとってアルテタの就任は間違いなくプラスに進んでいる。チームの雰囲気は彼らのセレブレーションを見てわかるように、格段によくなっている。ただし、昨晩はニューカッスルのミスにより失点を逃れたシーンも少なくなかった。守備面での課題は未だ残っている。